今日は基本練習の日ですが、試合までまともに乱取りできる土曜日がないため、寝技の乱取りをやりました。
もちろん、寝技の返しをやってからですが、短い時間で本数を多くとりました。
その後、立ち技の打ち込みをやりました。
試合が近いので、いつも以上に緊張感を持ってやって欲しいところなのですが、逆にどんどんダラけているのが手に取るように分かります。
確かに、監督から道場に来るのが好きになるようにと言われましたが、ただ来るだけにならないように目標を決めるように言われたはずです。
その場限りで終わったことになっているのでしょうか。
柔志館の子たちは、他の道場と比べると全然声が出ていません。
先生の言葉に対する返事も「返事は?」と言われてからする程度です。
「返事をしないようにしよう」などと考えている子が居るはずもないので、返事のタイミングが分からないなどの理由があるのでしょう。
しかし、休憩時間に走り回っている時、何も考えずに出ている声の大きさをみんな知っています。
声帯に異常がないのですから、結局は気持ちの問題です。
柔道は自分から技をかけていかないと負けてしまいます。
投げられなくても負けてしまうルールなのです。
「積極性」がルールに盛り込まれているんですよね。
その積極性をアピールするのに一番簡単で一番確実なのが「大きな声」です。
さらに、声を出すだけでパフォーマンスまで上がってしまうので、声を出さない理由がなくなってしまいます・・・
あとは気持ちの問題だと思うのですが、教える側もいろいろな形で誘導していかなければなりませんね。
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