寝技で腕を取った時の動き

今日は、寝技をやりました。

以前から、稽古中の乱取りや試合で見ては、「もったいない・・」と思っていたことがありました。

それは、技ありなどで立ち技から寝技に移行するとき、向こう側に回ろうとする相手の腕を取ったときの動きに関することです。

掴んだ腕を必死に引っ張るのは分かるのですが、相手も必死なので、ひっくり返すか逃げられるかを待たずして「待て」がかかります。

これは柔志館に限らず、他の道場でも目にします。

 

そこで、ブランコを例えに出し、力と技の話をしました。

ブランコで言いたかったことは、「コツが分かれば小さな力でも大きく漕ぐことができる」ということです。

これを、「技があれば最小限の力で成すことができる」流れにし、力のない子でも技を覚えることで大きな子と勝負できるという話をしました。

 

そして本題に戻りました。

腕を取ったら、脇を締めてその腕を抱える。

腕を抱えたまま、胸で圧迫させる。

頭の方に回りながら、胸で抑え込む。

文字にすると変ですが、こんな感じです。

 

これができなくても良いのです。

ただ、こういう動きをしてほしいのです。

試合だと、審判もそのあとが見たくなり、「待て」がかかるタイミングが遅くなるので、尚更やってほしいですね。

 

東郷柔志館

   代表:岩本 篤
  事務局:ちしゅう接骨院 馬場 宗一  
      
( 東郷柔志館チームトレーナー )
       電話 0561-38-8830

  練習場:東郷中学校武道場
     
 ( 愛知郡東郷町大字諸輪字北山126 )