今日は、「礼法」からスタートしました。
小学生全員でやったところ、理解している子は問題ないのですが、不安そうな顔をしている子が多かったです。
気を付けの時に足が離れている子や、右足から出る子など、不安材料は多種多彩でした。
特に、初めて試合に出る子は右も左も分からない状態だったので、少しでも普段の稽古でやっておくと良いのでしょうね。
全体を見ていると、試合前後の礼法を手順として全部覚えようとしているように思います。
改めて自分を振り返ってみると、私が覚えていたのは、「お辞儀をして左足から出る」と「戻るときは手順が逆になる」です。
子供たちが分かるように「左足から出て右足から下がる」と教えてきましたが、これが「どっちだっけ?」に繋がっているのかもしれません。
もう少しシンプルな教え方でも良いのかもしれません。
どちらにせよ、普段の稽古で取り入れていくのが有効ですね。
礼法の後は、打ち込みをやりました。
早速、打ち込みの前に礼法通りのお辞儀をする子もいれば、もう忘れている子もいました。
試合までには、身につけておきましょうね。
打ち込みの後は、投げ込みをやりました。
崩しきれない子はフラフラしていましたし、投げて満足して両手を離してしまう子もいました。
さすがに投げ捨てるのは危ないですし、決まるものも決まらないので、「投げた後はすぐに抑え込めるように引き手だけでも持っておくように!」と指導しておきました。
打ち込みではきちんと膝を曲げることができていても、投げようとすると膝が伸びきってしまう子もいます。
「崩し」と「作り」と「投げ」がありますが、「投げ」のために「作り」が疎かになり、「崩し」も不十分になってしまっては、とても勿体ないです。
やはり打ち込みは大事なので、とことん繰り返してほしいのですが、子供の集中力はそんなに長くないのも現実です。
教えるのって難しいですね。(面白いけど)
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