連休明け一発目の稽古が、刑務所の武道場でありました。
久しぶりということもあるのですが、1ヶ月もしないうちにに試合が控えているので、寝技からやりました。
返しの練習からやったのですが、やはり久しぶりということで、忘れている子が多かったですね。
寝技の乱取りでも、動きがぎこちなかったです。
刑務所の武道場にはAV設備があり、10分ほどのビデオを見ました。
今では反則になる「足取り小内」などもありましたが、一本勝ちのダイジェストをみんなで見ました。
ルール改正により、一本に対する執着を強めなければならないので、良いものを見せていただきました。
その後、「一本」のイメージを持ったまま、打ち込みをしました。
打ち込みの流れで投げ込みもやったのですが、小さい子は足腰がまだ弱いので、インパクトのある投げ方はなかなかできません。
首の力の弱い子が投げられたとき、背中から落ちたにも関わらず、その振動に首が負けてしまい、頭を打っていました。
女の子で、足技をやっている子がいました。
何となく、足技の面白さを覚えたように見えました。
少年柔道なのできちんと崩しを覚えてもらいたいのですが、なかなか崩しきれない子が多いので、足技を組み合わせながら崩すことは以前から考えていました。
そのため、今日の稽古でその女の子が足技をやってるのを見て、試合までに足技からの崩しをやっても良いのかなぁという気持ちが生まれました。
もちろん、一本取るくらいの足技じゃないと崩しにもなりませんので、しっかりと足技をやって、それから連絡技をいくつか紹介する流れも有りかと思います。
次の試合は町民大会で、決して大きくない大会ですが、初出場する子もいるため、1つでも多く勝てるように指導したいと思います。
と言っても、大事なのはあくまでも「内容」なので、勝ち負けよりも全力で挑んで欲しいものですね。
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